マカロンの賞味期限はどのぐらい?美味しく食べるために知っておきたい保存法

マカロンといえば、色とりどりの華やかで美しいお菓子を思い浮かべるでしょう。洋菓子店で買ったり、お取り寄せしたりさまざまな入手方法がありますが、賞味期限や保存方法などは案外知らないものです。そこで、できるだけ美味しくいただくための期限や方法をご紹介します。

 サンドされた中身により賞味期限に幅がある

冷蔵、常温、冷凍の順番に長く保存可能

 フランス菓子のイメージが強いマカロンですが、その発祥はイタリアの「マカローネ」というお菓子とされています。

マカローネは茶色の素朴なお菓子ですが、フランスに持ち込まれたことにより、以下のような特徴を持つ繊細で美しいお菓子へと進化していきました。

<マカロンの特徴>

・メレンゲとアーモンドプードル(アーモンドパウダー)が使われている

・工程が多く、生地を寝かせるなどの手間が掛かる

市販されているマカロンは間にサンドされたクリーム等の種類によって、保存方法や賞味期限の長さに違いが出てきます。一般的に傷みやすい生クリーム・フルーツがサンドされたマカロンは、冷蔵保存が必要で賞味期限も1~5日程度と短めです。

一方、ジャムやガナッシュクリームの場合は常温保存OKな商品もあります。平均的な賞味期限の長さは、1~2週間です。

お取り寄せなどでよく見かける冷凍保存のマカロンは一番賞味期限が長く、1カ月程度となっています。

賞味期限切れは見た目や質感で見極めよう

保存方法により賞味期限がありますが、うっかり期限切れということもあります。そういう場合、少しくらいなら食べられると考える方と少しでも期限が過ぎているなら食べないという方に分かれるでしょう。

賞味期限1~3日くらい超過なら食べられる可能性は高いですが、マカロンの種類や保存状態などによります。大切なのは、実物を目や鼻で確認することです。

クリームが溶けている、生地が崩れていると判断されるものは食べるのを諦めましょう。特にクリームやフルーツを挟むタイプは傷みが早いので、要注意です。

賞味期限から1週間以上超えたものは、見た目にかかわらず口にするのはやめましょう。

家でマカロンの美味しさを保つためには?

乾燥を防いで販売時と同様の保存方法で 

同じ商品を食べるなら、できるだけ美味しい状態を保ったままでいただきたいですよね。そのためには、賞味期限を守ることも重要ですが、保存の仕方がその成否を分けます。

マカロンには、湿気と乾燥の両方が敵です。個包装になっていないものは、空気や水気に触れないように1個ずつしっかりラップで包み、密封できる容器に入れましょう。個包装されているものは、包み直さずそのまま密封容器に入れて大丈夫です。

密封後は、常温なら高温多湿と直射日光を避けた場所、冷蔵の場合は冷蔵庫で保存します。冷凍ものも密封状態で冷凍庫へ入れましょう。

ただし、これは市販のマカロンの場合です。手作りしたものは、どんな種類のマカロンかにかかわらず冷蔵庫保存を基本とし、1~2日で食べきりましょう。

賞味期限内に食べきれない場合は冷凍保存に

どんなに美味しいマカロンも多くいただき過ぎたり、予定が合わず食べきれなかったりすることもあります。そのようなとき、どうすればよいのかと悩むのではないでしょうか。

賞味期限内で食べきることが最もよいことだと誰もが認識しています。しかし「食べきれない、でも捨てるのはもったいない」となったときにどうすればよいのでしょうか。

最適なのは、冷凍保存です。ラップで包む、あるいは個包装のまま密封できる袋や容器に入れて冷凍庫へ入れます。そうすることで1カ月ほど賞味期限が延長できるでしょう。

食べるときは必要分だけを取り出し、冷蔵庫でゆっくり解凍します。1カ月くらい持つといわれますが、1カ月以内でも食べるときに状態を確認する、1カ月を過ぎたら見た目がよくても食べないなどを徹底しましょう。

お取り寄せできる人気有名店マカロン5選

マカロンはいろいろなお店で売られています。そのため、どこがよいのか決めきれないという方もいるでしょう。そのような方に向けて、人気有名店のマカロンを5品ご紹介します。

常温配送・個装【ダロワイヨ】

ダロワイヨは、1802年にフランスの王家で食膳係を務めていたダロワイヨ家が創業した老舗店です。ダロワイヨのマカロンなら、外はサクッとしているのに中は柔らかくしっとりした口当たりが楽しめます。自分用、プレゼント用と幅広く利用できる一品です。

https://www.dalloyau-japon.com/view/item/000000000047?category_page_id=ct4

商品名:マカロン詰め合わせ

内容量:12個

配送方法:常温(夏場は冷蔵発送となり、別途料金が必要)

賞味期限:商品到着より約7日間

https://www.dalloyau-japon.com/view/item/000000000047?category_page_id=ct4

クール便・詰め合わせ【ピエール・エルメ】

数々の国際的な賞を受賞しているエルメ氏が手掛けるお店のマカロンです。外はサクサク、中は優しい甘さと調和が取れた美味しさが口の中に広がります。定番6種類の詰め合わせのほかに、季節限定のセットもありますので、チェックしてみましょう。

https://www.pierreherme.co.jp/product/macaron-set-6-regular-2017.html

商品名:マカロン 6個詰め合わせ

内容量:6個

配送方法:冷蔵

賞味期限:お届け日より約5~6日(※一部遠方等、配達日数2日エリアは除く)

https://www.pierreherme.co.jp/product/macaron-set-6-regular-2017.html

冷凍便・詰め合わせ【ラデュレ】

現在、日本でマカロンといえばカラフルなものを浮かべます。この一般的なイメージを日本に持ち込んだのがラデュレの「マカロン・パリジャン」です。定番商品、限定商品と多くの品揃えがありますので、希望に合ったものが選べますよ。

https://www.laduree.jp/view/item/000000000079?category_page_id=les-coffrets-cadeaux-de-macarons

商品名:コフレ・ アンコントゥルナーブル

内容量:12個

配送方法:冷凍

賞味期限:お日持ち:冷凍で30日、解凍後は冷蔵庫に保管の上3日以内

https://www.laduree.jp/view/item/000000000079?category_page_id=les-coffrets-cadeaux-de-macarons

冷凍便・詰め合わせ【パティスリー・サダハル アオキ・パリ】

日本人パティシエの青木定治氏が、パリにおいて3年間の研究の末に完成させたマカロンです。独自で編み出した配合と製法により、パリの人々をも納得させる味や食感のマカロンになっています。

https://www.sadaharuaoki.co.jp/c/item/macarons/01-4405

商品名:マカロン

内容量:10個

配送方法:冷凍

賞味期限:冷凍で30日間、解凍後5日間

https://www.sadaharuaoki.co.jp/c/item/macarons/01-4405

冷凍便・詰め合わせ【ジャン=ポール・エヴァン】

ショコラティエとして有名なエヴァン氏が考案したマカロンがほかと違うところは、クリームとして使われるチョコレートガナッシュです。控えめな甘さと素材の味わい、軽やかな食感を楽しんでみませんか。

https://www.jph-japon.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=923100&vid=&cat=004&swrd=

商品名:コフレ マカロン ファール

内容量:16個

配送方法:冷凍

賞味期限:解凍後4日間

https://www.jph-japon.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=923100&vid=&cat=004&swrd=

まとめ

マカロンを美味しくいただくには、保存状態や店舗による賞味期限の違いを確認することが大切です。さらに味や風味を保つためには、乾燥と湿気から防御する保存の仕方が重要になります。

ラップ包装や個包装したものを密閉容器にしまうことを忘れないようにしましょう。また、賞味期限がきれそうなら、冷凍保存することも覚えておくとよいですね。

どのマカロンがよいか選べないときは、有名店のものから取り寄せてみてはいかがでしょうか。